がん検診の種類・費用・スクリーニングの種類の基礎知識
乳がん検診・子宮がん検診……最近は地方自治体でがん検診を積極的に行っています。早期発見ができれば、治る確率が高いからです。せっかくがん検診があっても受診しなければ意味がありません。ここでは「がん検診の種類・費用・スクリーニングの種類の基礎知識」をご紹介します。
がんを早期に発見するには?
とっても有効な方法ががん検診を受けることです。自覚症状がでにくい初期がんの状態で発見できる可能性が高まります。早く見つかれば早く治療ができます。40歳歳に入れば「肺がん」「胃がん」「大腸がん」の検診を受けるように推奨されています。
先進国と比べてがん検診受診率が低い日本
2割ほどの人達しか受診していませんが、その理由は費用のこともあります。自費診療によるがん検診は高額です。しかし、地方自治体が実施している場合は割安です。この格安ながん検診の認知度が低いことも受診率の低下の原因です。
がん検診の内容
まずはスクリーニング検査(一次検診)が実施されます。この段階でがんの可能性があるかどうかを確認します。がんの疑いが見つかった場合は、「精密検査」になります。スクリーニング検査では擬陽性がでることもありますので注意しましょう。
がんドックと呼ばれるものが総合スクリーニング検査です。これは保険がききませんし自己負担ですから高額なのです。しかし、自治体で受診すれば、無料から数千円程度の負担で大丈夫です。「胃がん」と「子宮頸癌」はスクリーニングでもがんが見つかりにくい種類です。